徳島県美馬市の 木、花、鳥
美馬市の木(市木)
- 柳(シダレヤナギ)
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早春、葉が伸びきらないうちに黄緑色の花が咲き、柔軟な糸のような枝はうす緑に染まる。低地などの悪条件に耐え、環境に適応することから街路樹や庭木などに使われている。
美馬市の代表的な観光名所「うだつの町並み」に隣接して流れる大谷川沿いに植えられている。
美馬市の花(市花)
- 百日紅
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落葉高木。高さ3から7mで、木の幹が皮がはげやすくて滑らかなため、「猿でもすべってのぼれない」という意味で、この名がついた。夏から秋にかけて、しわの多い紅・淡紫・白などの6枚の花弁のある花をつけるが、その花の色と咲いている期間から、漢字では「百日紅」と書く。
美馬市の鳥(市鳥)
- アカゲラ
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主に山地に棲み、冬期には、エサを求めて市街地に現れ、白、黒、赤の姿を庭先で見ることができる。
一般的には北海道から本州に生息している鳥で、四国ではあまりみることができないが、県内では、美馬市の剣山で見ることができる。
人家付近の樹木に穴を開け巣を作ることも多く、古損木や樹皮に寄生する虫を食べるため、その強い口ばしで木を叩く音は「森のドラマー」のニックネームもある。