岩手県九戸村の 木、花、鳥
九戸村の木(村木)
- アカマツ
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樹のはだが赤味をおびているところからアカマツと呼ばれる。 古生層の丘陵地帯に多く、早く成長する。油脂分が多いため、磨けば磨くほど優雅な光沢を出す。800年前の東大寺大仏殿の復興材や皇居新宮殿「松の間」の内装材に使われている。
樹齢数百年というアカマツも散在する。
九戸村の花(村花)
- ツツジ
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春から夏にかけ紫、白、紅色などの花が咲く。種類が多く、鉢植えや造園用に適し栽培管理もしやすく、家庭での植裁も多く見られる。
古くからこの地方に原生する。
九戸村の鳥(村鳥)
- ヤマドリ
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キジとともにわが国の特産種で、本州・四国・九州の山間地に生息する。
雄の尾が非常に長く、尾だけで90cmに達するものもいる。全身が赤褐色で美しく、茂った林や谷などに生息する。
村民とのかかわりは深く、山間にこだまする鳴き声は、農作業の合間のしばしの安らぎとなっている。