東京都千代田区の 木、花、鳥
千代田区の木(区木)
- まつ
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松は昔から、新春を祝う植物として用いられてきた。厳寒にも緑を失わず、数百年も生き抜き、長寿・節操の象徴として、人びとに親しまれてきた。100近くの種類がある。
区内にはクロマツが多く、皇居をはじめとして約6,800本が植えられている。また、皇居外苑の松は「日本の名松100選」に選ばれている。 - 1984年3月15日制定
千代田区の花(区花)
- さくら
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日本人の心に咲き続けてきたさくらは、山桜・里桜・大島桜・彼岸桜等に大別されるが、栽培種を合わせると、数百種にものぼるといわれている。
区内には、いろいろな品種のさくらが植えられているが、大半が生粋の江戸っ子桜「染井吉野」。千鳥ヶ淵周辺の1,000本をはじめとして、約3,300本のさくらが、人びとの目を楽しませる。 - 1984年3月15日制定
千代田区の鳥(区鳥)
- はくちょう
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シベリアやオホーツク海沿岸で繁殖し、冬季は温暖な日本などに渡って越冬する大型の冬鳥。
「白鳥をお濠に放つ会」の寄贈により、ドイツからはるばるやってきた24羽のこぶはくちょうが、初めて皇居に放されたのは、昭和28年12月26日。 - 1984年3月15日制定