東京都の 木、花、都民の鳥
東京都の木(都木)
- イチョウ
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イチョウは古代植物の生き残りといわれ、日本と中国の一部だけに現存している木で、公害や火にも強く、また成長が早く寿命が長いことなどから、街路樹としても使われている。
東京の木選定委員会で決定した三種より都民投票を行い、決定。 - 1966年11月14日発表
東京都の花(都花)
- ソメイヨシノ
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満開時の見事さ、散りぎわの花吹雪は格別である。
江戸末期から明治初期にかけ、染井村(現在の豊島区駒込)に住んだ植木職人がヤマザクラの品種を改良したといわれる。 - 1984年6月決定
東京都の都民の鳥(都鳥)
- ユリカモメ
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羽は白く、くちばしとあしが朱色の「カモメ」。
東京付近では、10月下旬から11月上旬にシベリア東北部、カムチャッカ方面から渡来して4月頃まで東京湾、隅田川、多摩川などに群れをなしてみられる。
その姿は美しく、古来から詩歌や絵画の題材となり、ミヤコドリの通称で知られている。他のカモメ類と同様に雑食性で、小魚類や、水棲昆虫などを採食している。 - 1965年10月1日決定