沖縄県の 木、花、鳥、魚、蝶
沖縄県の木(県木)
- リュウキュウマツ
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年を経るにしたがって美しい樹冠が広がり、木の高さは15mにも達する。
世界的にも沖縄独自のもので枝ぶりも美しく、増殖も容易で経済性に富んでいる。
街路樹、風致樹、盆栽、防風林として広く利用される。
沖縄県の花(県花)
- デイゴ
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マメ科の落葉大喬木で原産はインド。
深紅の花は、南国沖縄を象徴するのにふさわしい。また幹材は、漆器の材料として用いられ経済的価値も高い。
小枝の先端から花枝に総状花序をなし、深紅色で燃えたつように美しい花が3月から5月頃に咲く。
沖縄県の鳥(県鳥)
- ノグチゲラ
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雄は額から後頭にかけて暗紅色で、雌は黒色。
沖縄本島北部山地にのみ生息する稀な種類の一属一種の鳥。昭和30年に琉球政府が天然記念物に指定。生息数が減少し、そのまま放置すれば絶滅のおそれがある。
沖縄県の魚(県魚)
- グルクン
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色彩豊かな25cm前後の美しい魚で、広く庶民に親しまれ、熱帯性で沖縄からインド洋にかけて分布する。
一年を通して漁獲され、沖縄県の主要魚種である。沖縄独特の追込網漁業で大部分が漁獲される。沖縄では数少ない大衆魚として広く県民の食卓に普及しており、味も良く、かまぼこの原料にも利用されている。さらに、沖縄の海を連想させる美しい色彩を持っている。
沖縄県の蝶(県蝶)
- オオゴマダラ
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日本最大級の蝶で、白黒まだら模様の羽が特徴的。ひらひらと舞うように飛ぶ優雅な姿から「南国の貴婦人」の別名でも呼ばれる。さなぎは鮮やかな「黄金色」。生息域は沖縄以南の亜熱帯地域。
中琉球が分布の北限にあたる。沖縄県では広域分布種であり、広く県民に親しまれている。 - 2020年4月1日制定